| 日本最大のインターネット書店設立。(3月21日)
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出版取り次ぎの図書館流通センター、日経グループ、文具通販のアスクル、富士通 などの7社は共同で新会社「ブックワン」を設立。書籍のインターネット通
販サービスを7月から開始する。常時20数万点の在庫を揃えた国内最大のインターネット書店で、3年後に200億円の売上げを目指す。
アスクルのオフィス向け文具配達網を活用し、関東、関西地区の場合、午前11時までに注文すれば当日の夕方までに職場まで配達してくれる。自宅などオフィス以外の場合でも、ヤマト運輸が開発したシステムで即日に宅配又は書店で受け取れる。当初はこの2通
りだが、今秋以降はコンビニでも受け取れるようになる。
書籍の発売当日にホームページに書評を掲載するなど、利用者の書籍選びの利便性を高め、これまでにないサービスを提供していく。 |
| 99年雑誌販売額4.2%減と過去最大。書籍も7年振りの1兆円台割れ。(3月21日)
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出版物の調査機関、出版科学研究所によると、99年の雑誌販売額は前年比4.2%減の1兆4,672億円となり、減少幅は過去最大。書籍も前年比1.6%減の9,936億円と、7年振りに1兆円の大台を割り込んだ。
雑誌は少子高齢化や通信費の増大を受け、コミック誌、ゲーム誌、音楽誌、女性誌などの主力部門が軒並み落込み、好調だったのはパソコン誌など一部にとどまった。返品率は前年比より0.4ポイント高い29.6%。不定期刊行物が増え、定期講読率が低下したことも響いた。昨年末から今年にかけて休刊が目立ち、広告収入の伸び悩みも重なり、大手を含む出版会社の収益は軒並み低迷した。
書籍は単行本と文庫本が振るわず、全集・双書の発行部数に至ってはふた桁の減少。昨年後半以降はベストセラーも少なく、ごく一部の書籍に人気が偏る傾向が鮮明になった。
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| 中小出版社が合同でネット直販に参入。(3月9日)
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凱風社、青弓社など中小出版6社が業務提携で手を結び、書籍のネット直販「版元ドットコム」の事業計画を発表。現在、参加希望社は50社近くに増え、3月中に試験公開に踏み切る。「版元ドットコム」では共通
のホームページを運営し、そこに各社が持ち寄った出版物のデータベースを構築する。日本書籍出版協会や取次ぎが公開しているデータベースより詳細な内容にし、本の中身を熟知している版元の強みをいかし、書名や著者名からだけではなく、本文全文から内容が検索できるようにしている。注文は一般
消費者だけでなく、書店からも受け付け、送料は出版社が負担。注文した本の納期短縮など、消費者への具体的メリットも期待できる。また、デジタルデータを共通
管理し、一部からの小数部印刷など、オンデマンド出版にも対応していく。
コンピュータ関連書籍の分野では、インプレス、日経BP社、アスキーなどの出版社がインターネット総合研究所などと組んで新会社、シーブックニジュウヨンドットコム(cbook)を設立、4月1日からサービスを開始する。cbookは、ネット利用の便利さを前面
に打ち出し、約5千点の在庫を集中管理することで、受注してから届けるまでを、都内なら24時間以内、地方でも(遠隔地を除く)48時間以内と、スピードの速さが強みだ。
これまでのネット販売は、一般消費者に顧客として接するノウハウが少ないうえ、商慣習のしがらみの多い出版社が取り組む例はまれだったのだが、パソコンビジネスに強い出版業界外の企業に加え、取次ぎ大手のトーハンもネット直販に参入することで、納期や価格などに問題を抱える書籍流通
制度は劇的に変化すると見られている。 |
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