アナログからデジタルへの移行はカメラ用品や周辺機材等にも大きな影響を与えている。デジタルカメラに対応したアクセサリーやフィルター、三脚など様々だが、特にプロが扱うストロボや映像機器販売メーカーがコンパクトなデジタルカメラ用スタジオボックスを発売している点は、デジタルカメラの普及によって誰でも気軽に商品撮影ができるようになったということだろう。今まではライティングの操作などプロ的撮影技術が要求されたものが簡単にしかも小スペースで撮影できるようになっているのが特徴だ。
また、カメラバッグもノートパソコンも収納できるものがあったりとデジタル化に合わせた商品が多く目立つようになった。



キャノン


人気のコンパクトデジタルカメラIXY DIGITALやPower Shot、デジタル一眼レフカメラEOS D1、D30など、すべてのシリーズに新作を発表したキャノン株式会社はカメラと同時にオンラインサービスとして「iMAGE GATEWAY」を紹介。ネット上でのオンラインアルバムサービスやプリントサービスやプリントサービスも実施している。オリジナルの写真集サービスも近日開始するという。



ニコン


株式会社ニコンはデジタルカメラD1の下位モデルとしてデジタルカメラD100を発表した。23.7×15.6mmサイズの大型CCD搭載で有効画素数も6.1メガと超高画質。またNikon F80のボディをベースとしているので小型で軽量。電源も6本の単3型アルカリ・リチウム電池か別売りのマルチファンクションバッテリーパックMB-D100が使用可能。発売日と価格はまだ未定となっている。
同時にコンパクトデジタルカメラ「COOLPIX2500」も展示。レンズ部分が回転し、セルフポートレート撮影がきできるようになっている。
有効画素数は2.0メガと高画質ではないが、ホームページに撮影する程度ならば問題はないし、むしろアクセサリー的要素を重視しているカメラだ。



富士写真フィルム


富士写真フィルム株式会社は独自開発したSUPER CCD HONEYCOMIIIを搭載した新デジタルカメラ3機種を出展した。その一つ「FinePix S2 pro」は「FinePix S1 pro」の後継機で有効画素数が617万画素と群を抜く高画質。また、インターフェイスにIEEE1394も使用され、ISOも100〜1600と改良し、撮影環境の幅を広くした。ボディのベースはNikon D100と同じ、Nikon F80。


三洋電機


動画も撮れるデジタルカメラが当たり前になっている中、三洋電機株式会社は独自開発した730MB「iD PHOTO」ディスクの採用で静止画、動画の両機能がついたデジタルディスクカメラ「iD SHOT」を昨年発売した。最大120分の動画撮影が可能。それに伴い、大容量なデータをバックアップできる「iD storage」も昨年発売された。「iD PHOTO」だけでなく、コンパクトフラッシュやスマートメディアにも対応しているのが特徴。





 

昨年までの各企業の競争対象として、CCDの性能と高画質な画像であったのが、最近ではコンパクト、軽量化、デザイン性が重要視されるようになった。キャノンやニコンの大型カメラメーターが一眼レフタイプのデジタルカメラを次々と発表し、今まで高額であったデジタルカメラがある程度価格も下がり、手に入れ安くなったのが一つの要因だろう。
また、ホームページ作成など個人で楽しめるようになり、作品としての写真ではなく、ホームページ作成の材料として、写真を使用する人も多いはず。
記録写真やスナップ的に使用するのも同様である。
レンズメーカーでもある株式会社シグマも一眼レフタイプのデジタルカメラを発表し、高画質なものを求めるならば一眼レフ、ホームページなどの材料としてならばコンパクトモデルといった傾向になってきたのではないだろうか。 ただ、誰にでも手に入り易くなった分、各メーカー独自のデザイン性が問われるようになったようだ。




Copyright (C) 2004 OKUMURA PRINTING CO.,LTD. All Rights Reserved.