【ホリゾン展示会で感じた、製本技術の未来】

【HN:キタキタ】
本日、ホリゾン社の展示会へ伺いました。
前年度に引き続き、スマートファクトリー化を強く推し進めており、インラインによる省人化・効率化を実現する取り組みが数多く紹介されていました。
印刷・製本工場では人手不足や熟練技術者の減少が大きな課題になっています。
インラインによる工程全体を自動化していく流れは、今後さらに重要になっていくのだと感じました。
そして、特に印象に残った展示が、糸かがり製本機です。
糸かがり製本は、美術書や高級書籍などで見かけますが、一般的な書籍で使われている印象はありません。
ページを糸で綴じるため、開きやすく耐久性にも優れた製本方法ですが、手間や技術も必要とされます。
近年、こうした昔ながらの技術を担う職人は少なくなっています。
だからこそ、従来は人の手に頼っていた技術を機械で自動化し、次の世代へ繋ぐことには大きな意味があるように感じました。
糸かがり製本機そのものの需要は決して多くはないかもしれません。
単に効率化や省人化を目指すだけでなく、失われつつある技術を未来に残すための自動化という視点は、とても興味深いものでした。
スマートファクトリー化とは単なる省力化ではなく、現場の技術や価値を次世代へ継承していくための手段でもあるのだと改めて感じました。


