【四回裏】実は一番言いにくい、でも一番困る「トイレ」の話

営業二部の9番ピッチャー・防災士伊藤です。
四回表では、つい都合よく考えて逃げ遅れてしまう「正常性バイアス(心のブレーキ)」についてお話ししました。
「じゃあ、ブレーキを外して、まずは何から動けばいいの?」
そう思った方に、今回は少し話しにくいけれど、避難生活で間違いなく全員が一番に直面する「リアルな問題」を投げたいと思います。
ズバリ、「災害時のトイレ」です。
大地震が起きると、停電や断水、配管の破損などで、オフィスのトイレも自宅のトイレも一瞬で使えなくなってしまう可能性が非常に高いです。
「水や食料は、我慢すれば1日くらい持つけれど、トイレだけは我慢できない」 これは、過去の被災地でも多くの人が口を揃えて言う、綺麗事抜きの現実です。
避難所に行けばなんとかなる、と思うかもしれません。
しかし、何百人も集まる避難所で仮設トイレが届くには数日かかることもあり、設置されてもすぐに大行列、そしてあっという間に衛生状態が悪化してしまいます。
そこで、私からの具体的な提案です。
「携帯トイレ(凝固剤と袋のセット)」を、オフィスのデスクの引き出しに『3個』だけ忍ばせておきませんか?
ネットや100円ショップでも手に入る薄いシート状のものなら、引き出しの奥に入れても全く邪魔になりません。
「1人3個」あれば、災害が発生した当日のピンチをしのぎ、落ち着いて次の行動を考えるための大きな安心材料になってくれます。
「あ、それなら今すぐできるかも」と思った方。
その一歩が、四回表でお話しした「心のブレーキ」を外す素晴らしいアクションです!
……ちなみに、災害時の「水が止まる(断水する)」という問題は、トイレだけでなく私たちの「食事」にもものすごいピンチをもたらします。
この「断水と食のリアル」については、また少し先のイニングでお話しさせてくださいね。
それでは皆さん、本日も安全第一で!

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