【五回表】水「1人3リットル」のリアル。それ、どこに置きますか?

【HN:9番ピッチャー・防災士伊藤】
営業二部の9番ピッチャー・防災士伊藤です。
四回裏にトイレのお話させていただきました。
デスクの引き出しにそっと携帯トイレを忍ばせてくれた方がいたら、防災士としてこれほど嬉しいことはありません。
さて、前回は「断水」がもたらすリアルな困りごとについて少し触れました。
断水すると当然、トイレだけでなく生活のあらゆる場面、そして毎日の食生活でも大ピンチを迎えるわけですが……
そもそも、私たちは「生きるために必要な水」のボリュームを正しくイメージできているでしょうか?
よく防災の本などで「災害に備えて、水は1人あたり1日3リットル必要」と言われますよね。
「ふむふむ、3リットルね」と文字で見るとなんとなく用意できそうな気がしてしまいますが……
これ、「3日分」だと1人9リットルです。
2リットルのペットボトルで4本半。
もし4人家族のご家庭なら、3日分で36リットル(ペットボトル18本、つまり2ケース分)になります。
「そんなに!? どこに置くのよ……」とびっくりしますよね。
そんな方にぜひ読んでいただきたいのが、農林水産省のこちらのコラムです。
【参考】農林水産省:大事な水、どうやって備えますか?
https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/foodstock/imadoki/imadoki02_10.html
この記事、お堅い国のHPなのに、なんと農水省の“ものぐさ職員さん”が実践しているリアルな水備蓄のコツが紹介されていて、めちゃくちゃ参考になります。
例えば、「まとめ買いは重いし場所をとるから、仕事帰りに1本ずつ買って帰る」(5回で最低限の1人分が揃う!)
「家が狭くてキッチンに置けないから、リビングやクローゼット、普段使うパソコンデスクの近くに小分けにして置く」
どうですか? これなら「あ、自分にもできるかも」と思えてきませんか?
四回表でお話しした「正常性バイアス(自分だけは大丈夫)」が働いていると、「まあ、水なんて2〜3本あればなんとかなるでしょ」と都合よく見積もってしまいがちです。
でも、農水省の職員さんだって、工夫しながら少しずつ備えているんです。
まずは今日の帰り道、コンビニやスーパーで2リットルの水を「1本だけ」買って帰る。
そんな小さな一歩(ローリングストック)から始めてみませんか?
「我が家の、そしてオフィスの水備蓄は足りているか?」
ぜひ、今日の帰りにでも一度想像してみてください。
それでは皆さん、本日も安全第一で!


