書店「1万店割れ」と我々の進む道

【HN:メガネさん】
2026年3月、全国の書店数が1万店を割り込み、それを受け大手書店15社が「出版流通の危機」に対して異例の共同声明を発表しました。
我々の身近にあった「本」が、急に手の届かない遠い存在になってしまったような印象を受けました。
「本」を印刷する我々印刷会社にとっても、かなりショッキングなニュースでした。
もちろん、スマートフォンの普及による読書時間の減少、電子書籍(特にコミック)への移行、ネット書店の台頭 は直撃の一因ですが、実店舗書店数の減少には、書店の粗利率が約22%と薄利なうえ、「出版取次」という独特な卸売り構造による約30%〜40%もの高い返品率が背景にあります。
しかし、紙の本には「手触りや装丁の美しさ、五感で楽しむ読書体験」という、デジタルにはない絶対的な付加価値があります。
だからこそ、私たち印刷会社は「ただ刷るだけ」の枠を超えなければなりません。
紙の魅力を引き出す本づくりはもちろん、デジタル発信やイベント企画まで伴走する「コンテンツ・パートナー」へ、改革の意識を持って我々自身も変わらなければなりません。
今回のニュースを受け、我々は企業のコンテンツ価値を最適なカタチで届けるハブとして、業界全体のwin-winな未来を共に創り出していきたいと考えます。
出典:読売新聞オンラインホームページ(2026.6.17確認)
https://www.yomiuri.co.jp/culture/book/articles/20260606-GYT1T00311/


