【雷様に“おへそ”をとられる】

【HN:キタチャン】
最近はゲリラ雷雨の影響もあり、突然の雷の音に驚くことが増えました。
空が急に暗くなり、遠くでゴロゴロと音がしたかと思うと、いきなり大きな雷鳴が響く。
そんなとき、ふと思い出すのが「雷様におへそをとられる」という昔ながらの迷信です。
子どもの頃に聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
しかし、改めて考えてみると、なぜ雷様は「おへそ」を取るのでしょうか。
少し気になって調べてみると、いくつかの説があるようです。
よく言われるのは、「お腹を冷やさないため」や「裸のままでいさせないため」という説です。
雷が鳴ると天気が崩れ、気温が下がることもあります。
子どもがお腹を出したまま寝たり遊んだりしないように、大人が注意するための言い伝えとして広まったのかもしれません。
ほかにも、雷が鳴ったときにしゃがませることで落雷の危険を避けるため、という説もあります。
おへそを隠す姿勢は、自然と体を低くする動きにもつながります。
さらに、雷神図に描かれる雷様の大きなおへそから連想されたという説や、「綜麻」という言葉の音が変化したという説、陰陽五行説に関係するという説もあるようです。
こうして見ると、ひとつの迷信にも、生活の知恵や言葉遊び、宗教的な考え方など、さまざまな背景が重なっていることが分かります。
個人的に気になるのは、雷神図の説です。
風神雷神図などに描かれる雷様を見ると、確かにお腹まわりが印象的で、出っ張った「へそ」が目に入ります。
昔の人があの姿を見て、「雷様はおへそをとる」と想像したとしても、不思議ではない気がします。
雷の音に驚きながら、ふと昔の迷信を思い出す。
怖いだけでなく、そこに少し民俗的な面白さを感じられるのも、日本の言い伝えの魅力なのかもしれません。
個人的な話になりますが、最近また少し太ってきたので、私のおへそは以前より雷様から見つけやすくなっているかもしれません。
まずはダイエットをしつつ、しっかりお腹を隠せるようにし、おへそを取られないよう気をつけたいと思います。

