2026年は「丙午(ひのえうま)」!(; ・`д・´)なぜ災害や火事が多いと言われるの?

【HN:子猫のつぶやき】

「2026年は丙午だから災害に気をつけたほうがいい」
そんな話を耳にしたことはないでしょうか。

本記事では、丙午が火災や災害の年と呼ばれる由来と迷信の真実に迫ります。

前提として、「丙午の年に災害が多い」という説には科学的な根拠はないそうです。

では、なぜこれほどまでに「丙午=火災や災害の年」というイメージが定着してしまったのでしょうか?
それは古代中国の思想と、江戸時代の有名事件、そして人々の記憶が絡み合った歴史があるのです。

1.陰陽五行説による「強烈な火」のイメージ

「丙午」の成り立ちを分解すると、理由が見えてきます。

丙(ひのえ):十干の1つで、五行では「火の陽(太陽のような強い火)」
午(うま):十二支の1つで、五行では「火」

「丙」も「午」もどちらも「火」の性質を持っていて、火の気が2つ重なることから、陰陽五行説では「非常に火の勢いが強く、熱気が盛んな年」とされています。

ここから「火災が起きやすい年」という連想が生まれたのが最初のきっかけです。

2.迷信を強固にした「八百屋お七」の伝説

火のイメージをさらに決定づけたのが、江戸時代の放火事件「八百屋お七(やおやおしち)」の物語です。

恋人に会いたい一心で火つけの罪を犯した少女・お七の物語は、後に浄瑠璃や歌舞伎の演目として大ヒットしました。

その劇中で「お七は丙午生まれの生まれつき気性が激しい女子だった」という設定が追加されたことで、「丙午生まれ=火を呼ぶ、激しい気性」という強いステレオタイプが世間に広まったとされています。

3.過去の大災害との「偶然の重なり」

歴史の中で、たまたま丙午の年やその前後に印象的な大災害が起きたことも、人々の記憶に強く刻み込まれる原因となりました。

1786年(天明6年):天明の大飢饉のピーク期
1846年(弘化3年):善光寺地震の前年であり、社会的に大きな不安が広がっていた時期
1906年(明治39年):サンフランシスコ大地震が発生

科学的な原因解明が困難だった時代、人々は突発的な地震や飢饉を「60年に一度の丙午の災い」と結びつけて捉えてしまったと考えられます。

これまでを通して、「丙午は災害が多い」と言われる所以は、陰陽五行の「火の重複」・江戸時代の「物語の流行」・歴史上の「偶然の災害」が組み合わさって迷信(ジンクス)が生まれたことにあると分かりました。

「丙午」にあたる2026年に、大きな地震や豪雨などの災害が起きているのは事実としてありますが、とはいえ過剰に災害を怖がる必要はありません。
「火」や「馬」は勢い・成長・エネルギー・情熱の象徴でもあり、迷信をポジティブに捉えることもできます。
日頃の防災意識(備蓄や火の元の確認など)を見直す「良い機会」として捉え、2026年をエネルギッシュで前向きな年にしていきたいですね!