【六回裏】避難所に行かない選択。「在宅避難」の条件って?

【HN:9番ピッチャー・防災士伊藤】
営業二部の9番ピッチャー・防災士伊藤です。
六回表の「避難所はお客さまではいられない」というお話、いかがでしたでしょうか。
避難所は命を守る大切な場所ですが、もし自宅が安全なら、あえて避難所に行かず住み慣れた我が家で過ごす「在宅避難(ざいたくひなん)」という方法があります。
住み慣れた家で過ごせるのはプライバシーも守られて精神的にもラクですが、これを行うには「3つの絶対条件」があります。
我が家が在宅避難できるかどうか、ぜひチェックしながら読んでみてください!
① 家そのものが安全であること(倒壊・浸水リスクがない)
大前提として、地震で家が傾いていたり、ハザードマップで津波や洪水、土砂災害の危険エリアに入っている場合は、迷わず避難所へ行ってください。
建物が頑丈で、周囲の危険がないことが最初の条件です。
② 家具の固定ができていること(ケガをしない)
せっかく家が壊れなくても、大きなタンスや冷蔵庫が倒れてきてケガをしてしまっては元も子もありません。
寝室やリビングの背の高い家具は、突っ張り棒やL字金具でしっかり固定しておきましょう。
③ 「ライフラインが止まった部屋」で暮らす準備があること
実は、ここが一番の盲点です! 在宅避難というのは、「電気がつかない」「ガスが通らない」「水が出ない」という状態の我が家で、数日間生活するということです。
「あれ? それって……」と気づいた方、大正解です! これまでにこのブログでお話ししてきたことが、ここで少しですが一結びに繋がります。
• 四回裏でお話しした、「便器にセットする携帯トイレ」
• 五回表でお話しした、「1人1日3リットルの水」と、カセットコンロなどの備え
これらが家にあって初めて、「ライフラインが止まっても、我が家で安全に過ごす」という在宅避難が成立します。
つまり、日頃のちょっとした備えが、過酷な避難所生活を回避して「我が家という一番安心できる場所」を守るための強力な盾になるんです。
「うちの家は、在宅避難の条件をクリアできそうかな?」
ぜひ、おうちで時間があるとき、部屋をぐるりと見渡して想像してみてくださいね。
それでは皆さん、本日も安全第一で!

