現代も江戸も一緒?(^-^)/

【HN:子猫のつぶやき】
最近、かわいいシールのコレクションやシール交換が再ブレイクしていますよね。
文具店や100円ショップのシールコーナーに行くと、大人もワクワクするようなデザインがたくさん並んでいて、つい手に取ってしまいます。
でも実はこれ、現代だけの流行ではないんです。
遡ること江戸時代。
なんと当時の人々も、今の「シール」によく似たペタペタ貼る紙の文化に夢中になっていました。
江戸時代にもてはやされた代表的な「貼り札」が、「千社札(せんじゃふだ)」や「引札(ひきふだ)」です。
千社札(せんじゃふだ)
参拝者が自分の名前や屋号を書いた細長い札のことです。
参拝者が神社やお寺の柱や門に貼って奉納するものでした。
今でも古い神社に行くと、天井や門にびっしりと貼られた千社札を見かけることがありますよね。
本来は信仰から始まったものですが、江戸の町人たちの間では「誰が一番目立つ良い場所に貼れるか」「いかに粋なデザインで作るか」を競い合う、趣味や遊びのような側面もあったそうです。
引札(ひきふだ)
今でいう商店の広告チラシやポスターのような印刷物です。
ただ配って終わりではなく、もらった側は家の室内の壁に一年中貼り付けて楽しむことも多かったそうです。
インテリア兼広告として、暮らしの中に自然と溶け込んでいました。
現代の文房具のようなステッカーとは使い道が少し異なりますが、「お気に入りのデザインを貼る」「集める」「自分の印を残す」という感覚は、江戸の人々も私たちと全く同じだったのかもしれません。
千社札の歴史を知ると、「人間って昔から何かを集めたり、形に残したりするのが大好きな生き物なんだなぁ」と深く納得してしまいます。
何を隠そう、私自身もその魅力に取り憑かれている一人です。
私の趣味は「御朱印集め」なのですが、最近の御朱印は本当に進化していて驚かされます。
季節限定のカラフルで綺麗な絵柄のものや、繊細な技術で作られた美しい切り絵の御朱印など見事なものが多く、「次はどんな御朱印に出会えるだろう」と期待を膨らませて、ついつい神社やお寺へと足を運んでしまいます。
参拝の証としていただく御朱印帳が、自分の思い出とともに色鮮やかに埋まっていく感覚は、まさに大人のコレクション体験そのものです。
時代を超えて受け継がれる「集める楽しさ」
江戸時代の人々が千社札にこだわりを詰め込んで神社を巡っていた姿と、現代の私たちが素敵な御朱印やシールを求めて出かける姿。
時代も形も違いますが、根底にある「ワクワク感」はきっと同じはずです。
手元にお気に入りのコレクションが増えていく喜びは、心を少し豊かにしてくれますよね。


