Canvaデータの印刷トラブル解消編

【HN:初校で責了】
Canvaで作成したデザインをそのまま印刷に出すと、「画面通りの色にならない」「文字が滲む」といったトラブルが起こりがちです。
今回は、Web用カラー(RGB)と印刷用カラー(CMYK)のギャップに悩んでいたお客様の解決事例をご紹介します。
お客様のお悩み
- 黄色の帯がくすむ: 鮮やかな黄色(#FFFF00)に設定したのに、印刷すると色が沈んで浅くなってしまう。
- 微調整ができない: 以前他社に相談したものの、色の調整がうまくいかなかった。
- 版ズレのリスク: 文字データが4色掛け合わせ(CMYKすべて混ざった状態)になっており、印刷時に輪郭がボケる危険性があった。
弊社からのご提案
CanvaからPDFで書き出すと色の詳細な調整ができません。
そこで、デザインを破綻させずに色や版を修正する特殊な手順をご提案しました。
- SVG形式でのデータ書き出し
PDFではなく「SVGデータ」で保存・入稿していただきました。
パスデータ(ベクター素材)にすることで、こちらで色の数値を直接打ち替えることが可能になります。 - 黄色の成分調整
PDFの段階では「C(シアン)2%+Y(イエロー)73%」と不要な青みが混ざり、黄色自体も薄い状態でした。
これを「Y100%」へと変更し、くすみを取り除きました。 - 文字をK100%に変更
4色混ざっていた文字を「K(墨)100%」の一色に修正し、印刷の版ズレによる滲みを防止しました。 - 色校正での最終確認
印刷前の最終チェック(色校正)を確実に行っていただく工程を挟みました。
結果
修正後のデータをPDFで事前にしっかりとご確認いただき、1回目の色校正で無事に一発校了となりました。
仕上がりにも大変ご満足いただけました!
Canvaデータは少しの下ごしらえと適切なデータ変換を行うことで、印刷物でもプロクオリティの発色を引き出すことができます。
色味でお悩みの際は、ぜひお気軽にご相談ください。

