【トランスフォーメーション型防災】

【HN:キタチャン】

先日9月1日は「防災の日」で、テレビではさまざまな防災グッズや防災への取り組みが紹介されていました。

その中で特に興味深かったのが、「トランスフォーメーション型防災」ともいえる考え方です。

普段は何気なく使っているものが、災害時には全く別の役割を持つ。
そんな仕組みが、いろいろな場所に取り入れられているそうです。

  • 公園のベンチ: 災害時に座る部分を外すと、炊き出しに使える「かまど」に変化する
  • 街の案内看板: 変形させて、怪我人を運ぶ「担架」として使える
  • 学校の跳び箱: 避難所となった際、組み立て直して「ベビーベッド」になる

普段はベンチ、看板、跳び箱として暮らしに溶け込んでいるものが、いざという時には役に立つ。

こうした工夫を見ると、防災は非常用持ち出し袋や備蓄品だけではないのだと感じます。

日常の中にあるものを、非常時にも役立つようにあらかじめ設計しておく。
これは「普段の暮らしと災害時の備えを分けて考えない」という、とても大切な発想だと思います。

災害はいつ起こるか分かりません。

だからこそ、特別なときだけ使うものを用意するだけでなく、普段から使っているものが、もしもの時にも役立つという考え方は、とても現実的です。

公園や学校、道路など、普段何気なく見ている場所にも、実はたくさんの防災の工夫が隠れているのかもしれません。

防災の日をきっかけに、自分の身の回りにも「いざという時に変身するもの」がないか、少し探してみたくなりました。

災害時に役立つものは、意外と普段の風景の中に、静かに鎮座しているのかもしれません。